アメリカのスーパーで、量り売り(Bulk)のコーナーを見たことはありますか?ビニール袋や容器に、好きなものを欲しいだけ入れて、計量した重さに応じて購入することができます。何でもビッグサイズなアメリカで、必要な分だけ購入できるのはとても便利ですよね!
初めて量り売りを買おうとした時は、難しそうで全くやり方が分かりませんでした。でも実際には買ってみたら簡単でとても便利でした。思ったほど難しくなかったです。そんな私たちが実際に量り売りに挑戦して買ってみたので、購入方法の手順をひとつずつ詳しく解説します。さらに買い方のコツを紹介します。
量り売りがあるスーパーってどんな場所?
量り売りは、オーガニックにこだわっている健康志向のスーパーでよく見掛けます。私は、Whole Foods(ホールフーズ)や Sprouts (スプラウツ) のスーパーで頻繁に量り売りで楽しく購入しています。特に、私のお気に入りのスーパーはSproutsというオーガニックと地域農産物に強いスーパーです。量り売りの種類も豊富で、オーガニックの野菜や果物が一般的なものと同じような価格で買えてリーズナブルです。
Sproutsの量り売りコーナーがどのように設置されているか実際見てみましょう。写真のように大きく「BULK Foods」と書かれています。ここには量り売りで購入できるナッツ類、お菓子、小麦類などが種類が豊富に並んでいます。
他のコーナーでは、いろんな種類の香辛料、調味料、紅茶、ハーブティー、コーヒー等が量り売りで売られています。
一番好きなコーナーは、コーヒー豆の量り売りがある場所です!結構種類がたくさんありますよね。コーヒーが大好きで毎日飲むので、いろんな種類を量り売りで少しづつ購入して試しています。
実際に量り売り(Bulk)を買ってみた!
Sproutsでどのようにしてコーヒー豆の量り売りが買えるのか見てみましょう。
Whole Foodsや他のスーパーも同じ要領ですので、ぜひ参考にして挑戦してみてくださいね!
最初に好きな商品を選びます
量り売りの値段は、共通してポンド(lb)毎の値段が書かれています。
(1lb=約454g)
アメリカのスーパーでは、野菜や果物等の単位も lb(パウンド)で表示されています。
この日はセールで、1lb=9.99ドルでした。Sporutsは頻繁にセールをしています。
量り売りの商品の入れ物(袋・容器等)を探す
コーヒー豆専用の紙袋を手に取ります。商品によって用意されている入れ物は異なっていて、透明のビニール袋だったり、プラスティックの容器だったりします。
PLU(商品番号)を書き込む
PLU(Price Look-Up number)とは、お会計時に必ず必要になる商品番号ですので、必ず番号を控えておく必要があります。量り売りコーナーにはペンが置いてあるので、コーヒー豆の袋の「PLU#」欄に、商品番号の数字「17753」を書きます。
ビニール袋が置かれている量り売りでは、袋に貼るシールや、ビニール袋を閉じるためのタグ付きのヒモが用意されている場合があって、そこにPLU番号を書けばOKです。
容器や袋にPLU番号さえ書いてしまえば、問題なく購入できます。念のため、あとで自宅に帰って自分が何を買ったか忘れないように、商品名も書いておくことをお勧めします。
私はコーヒー豆を買うときに「Variety」欄に分かりやすく、コーヒー豆の種類を書いています♪
購入したい分量を好きなだけ入れる
レバーを引いて、コーヒー豆を袋に入れます。勢いよくレバーを下すと、一気に大量の豆が出てきてしまうので、最初は少しづつ引いて調整してくださいね!スーパーによっては、秤(はかり)が置いてあるので、今自分がどのくらい袋に入れたか知りたい場合は活用してみると良いでしょう。
レジで重さを計って支払う
セルフレジで支払いをする場合、レジの画面で「Search or Key in Item」を選択し、商品番号の入力画面でPLU番号を入力します。該当の商品を選択出来たら、容器の種類を選択します。選んだ容器の分の重さを差し引いて、合計金額を計算してくれます。容器の重さを値段からキチンと差し引いてくれるのは地味にうれしいです。
必要項目をすべて選択すると、最後に量り売りの商品の重さを計ります。レジ台に商品を置くと計量することが出来ます。今回は0.13lb (59g)を購入して、1.30ドルでした。少量だけ試したい時にこのお値段はお得ですごく便利です!
量り売りのメリット
量り売りで頻繁に買うようになった3つのメリットも紹介したいと思います。
食材がムダにならない
調味料や食品を使い切れずに、棚に眠っていたり、結局捨ててしまったことが何度もあるのですが・・・、量り売りだと、必要な分だけを買うことが出来ます。留学や短期間の滞在だと、その期間に応じて必要な分だけを購入できて無駄が減らすことが出来ます。
手軽に新しいものを少量だけ試せる
試しに少量だけでも買うことができます。種類で迷ったら、数種類を少しずつ買って試せるので、お気に入りのモノが見つかりやすいです。いろんな種類のコーヒー豆を少量ずつ買えるので、気軽に気分によって飲むコーヒーを変えて楽しむことも出来ます。例えば、朝は軽めのBlend Coffeeを飲んで、午後はGuatemalaやFrench Roastを飲んだりしています。
予算に合わせて購入できる
多く買ってしまうと高いので、少しだけ調達したい時にピッタリです。買ってみたいけどなかなか買えないという調味料や食品が試せます。例えばコーヒーを100gだけ購入すれば、豆の種類にもよりますが大体2~3ドルくらいで購入できちゃいます。
自分の好みの容器に入れることが出来る
量り売りで買ったモノをお気に入りのガラス瓶や密閉容器に移し替えることが出来ます。容器を統一すると、キッチンもオシャレになります。
まとめ
最初は量り売りに手間取ってしまうことがありますが、慣れてしまえばとっても簡単で便利ですよね!メリットが多い量り売りですが、誤って多く取りすぎてしまった場合は、多い分を戻せなくなってしまうので注意しましょう。
Sproutsでの量り売りを紹介しましたが、Whole Foodsや他のスーパーでの購入方法も大体同じですので、参考になったら嬉しいです。好きなものを好きなだけ購入して、アメリカ生活が楽しんでくださいね。